2006年05月27日

ノンチック

「かつて日本人は清らかで美しかった
かつて日本人は親切でこころ豊かだった
アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命つくしてくれた

何千万人もの人の中には少しは変な人もいたし 
おこりんぼや わがままな人もいた
自分の考えを おしつけて 
いばってばかりいる人だって いなかったわけじゃない

でも その頃の日本人は
そんな少しの いやなことや不愉快さを越えて
おおらかでまじめで希望に満ちて明るかった

戦後の日本人は
自分たち日本人のことを悪者だと思い込まされた
学校でもジャーナリズムでも そうだとしか教えなかったから
まじめに自分たちの父祖や先輩は
悪いことばかりした残酷無情な
ひどい人たちだったと思っているようだ

だからアジアの国に行ったら 
ひたすらペコペコあやまって
私たちはそんなことはいたしませんよと
言えばよいと思っている

そのくせ経済力がついてきて技術が向上してくると
自分の国や自分までが えらいと思うようになってきて
うわべや口先では 済まなかった悪かったと言いながら
ひとりよがりの自分本位の えらそうな態度をする
そんな今の日本人が心配だ

本当にどうなっちまったんだろう
日本人は そんなはずじゃなかったのに
本当の日本人を知っているわたしたちは
今は いつも歯がゆくて くやしい思いがする

自分のことや自分の会社の利益ばかり考えて
こせこせと身勝手な行動ばかりしている
ヒョロヒョロの日本人は
これが本当の日本人なのだろうか

自分たちだけで集まっては
自分たちだけの楽しみや ぜいたくに ふけりながら
自分がお世話になって住んでいる
自分の会社が仕事をしている
その国と国民のことを 
さげすんだ眼でみたり バカにしたりする

こんな ひとたちと本当に仲よくしてゆけるだろうか
どうして どうして日本人は こんなになってしまったんだ」


「経歴」

ラジャー・ダト・ノンチック(マレーシア)

「参考書籍」

日本人よありがとう―マレーシアはこうして独立した・ラジャー・ダトノンチック(著)

「関連書籍」
posted by 日本人 at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦後日本人へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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