2006年05月27日

ノンチック

「私は日本人の素晴らしさは「思いやり」が豊かな民族であると思っていました。思いやりの根底には、たいへん残念なことですが、モノとカネが優先することが多くなっておりますネ。 ポケットとポケットの付きあいからは何も遺りません。 私たち南方特別留学生が日本で教育を受けたころの日本は、現在の日本とは比べることができないほど貧しい国でした。しかも、あの当時の日本は、全身傷だらけになって、アジアを西欧植民地から解放するための大東亜戦争を戦っておりました。 私たちはその貧しい戦時下の日本で、「日本の素晴らしさ」を与えられました。 

あの当時の日本人は、心と心がふれあう交わりをもって、アジア諸国に偉大な遺産を遺してくれました。すなわち四百年の永きにわたった植民地体制を打破し、アジアの青年たちに民族自決(独立)を戦いとる決意と覚悟を与えてくれたのです。 私たちは、日本の青年が命を捨て血を流して遺してくれた、尊い偉大な遺産を基にして、祖国の独立とアセアンの結成を成し遂げたのです。 繰り返しますが、ポケットとポケットの付きあいからは、将来のために何も遺りません。どうか日本とアジアの交流には、「心と心のふれあい」を根底(下じき)にして、日本とアジアの次世代の青少年たちに、より良い遺産を遺すように、お互い心がけようではありませんか」


「経歴」

ラジャー・ダト・ノンチック(マレーシア)

「参考書籍」

日本人よありがとう―マレーシアはこうして独立した・ラジャー・ダトノンチック(著)

「関連書籍」
posted by 日本人 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦後日本人へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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