2006年08月19日

ラモス

国を背負うことの重さ

「日の丸-。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。どんなに苦しくても、膝が痛くても、日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。これまで何度もそんなことがあったね。

ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。

日の丸つけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いするもの。体中にパワーがみなぎってくる。でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。不思議でしょうがないよ。日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。国を代表して戦うって、スゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。

ワールドカップを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。国を愛し、家族を愛し、仲間を愛してるいるからだろ。日本はそんなとこから外国に負けてる。自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの?

オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。ドーハの時、オレは36歳。あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ。

だいたい、最近の若いヤツは親孝行しないでしょ。おじいちゃんやおばあちゃん、お父さん、お母さん、なんで大切にしないの?そういうところ、今の若いヤツら、全然ダメだね。自分より重いものを背負おうとしないんだ。

サッカーでもそう。仲間を大切にしない。相手を思いやる気持ちがないから、自分の力以上のものが出ない。

サッカーで世界を目指す気持ち、家族や仲間を大切にする気持ち、どこかで通じ合っていると思う。膝が爆発しそうでも、いざという時には思いっきり走れた。そういうパワーや運を、誰がくれたの?自分の力だけじゃない。おじいちゃんやおばあちゃん、ママや死んだオヤジ、奥さんや子供たち、サポーターも、みんながオレを守ってくれていたからだよ。

ケガしたりいろいろ大変だったときオレ、考えた。家族のこと、ファン、仲間、そして日の丸のことも。やらなきゃ-。自然にそう思えてきたよ」


「経歴」

ラモス 瑠偉(ブラジル・1957年2月9日〜・1989年11月日本へ帰化)

「参考書籍」

ラモスの黙示録・ラモス 瑠偉(著)

「関連書籍」

「日の丸」「ヒノマル」―国旗の正しい理解のために・ 三浦 朱門(著)

「関連HP」

ラモス 瑠偉公式サイト

http://www.sunget.co.jp/ramos/index2.html
posted by 日本人 at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦後日本人へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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