2012年10月27日

フィッシャー17

「日本人の謹厳な信仰心には、ちょっと与することができないところもある。それというのも、五百年、千年と古びた絵画を、日本人は後生大事に護持し、美術品としてかかげているからだ。たとえ完全に褐色し、香煙で損傷がすすみ、黒ずみ、もはや筆づかいの痕も見分けがつかなくとも、日本人はかかげることを憚らない。ここまで固執するとしたら、もはや日本人にならねばならないと思う」

「経歴」

フリーダ・フィッシャー(1874年・ドイツ生まれ・美術史家)

「参考書籍」

明治日本美術紀行―ドイツ人女性美術史家の日記・フリーダ・フィッシャー(著)
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posted by 日本人 at 07:57| 文化・芸術・美意識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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