2012年11月13日

呉善花

「日本人の場合は、古くから非血縁共同体で村落を営み、そこでの情緒的な関係を育んできた長い歴史をもっている。この伝統からすれば、会社などの社会集団には、とくに契約的な意識や制度的な意識なしに、スッと入っていくことができる。ひとたび一個の会社に入ったとなれば、自然に集団への帰属意識が生まれ、会社という集団の発展のために協調して仕事をしようとする」

「経歴」

呉善花(1956年・韓国生まれ・評論家)

「参考書籍」

日本が嫌いな日本人へ・呉善花(著)




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2006年06月05日

ロス

「ヨーロッパ人として、そもそもアジア人から学ぶことのできる最良の事柄はけっして怒りを示さず、常に自制した態度をとりつづけることであるが、こうした際になし得る最善の行為は、微笑み返すことである。このように常に友好的な自制した態度をとることは、当然のことながら、さらに進行すると仮面をつけた偽善者ということにもなる。 そのために多くのヨーロッパ人は日本人を不誠実であると考えるようになる。そうはいうものの、こうした友好的な態度は、ちょうどアメリカ人の微笑を絶やさない態度(キープ・スマイリング)のように、大勢の人間が狭い空間の中で摩擦なく共同生活をしてゆく上でのすぐれた補助手段である。

それにこうした態度は、日本人の情熱的性質に関する観念を得るためには、一群の日本人が感激のあまり万歳を叫んでいる。-いや怒鳴っているといわねばなるまい-のをただ聞くだけでよい。この性質は、戦時中なのでときには過度の逸脱に導かれた。もし日本人が幼時から自制と規律の厳しい枠にはめられて教育されていなかったとしたら、おそらくその逸脱ぶりはまったく歯止めがきかなくなったであろう」


「経歴」

コリン・ロス(1885年・オーストリア)

「参考書籍」

日中戦争見聞記―1939年のアジア・コリン ロス(著)

「関連書籍」
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2006年04月23日

ジェルマントマ

「私ども西洋人にとっての「どっちつかず」の態度が、皆さんにとっては生活の美と神秘の関係であり、しかもドグマをとおしてそれを築きあげる必要がないのです。 何という力でありましょうか! 現代人が、自分自身と息づまる不安との差し向かいから解放されるのに、またとない範例を必要としていること、さらさら疑う余地はありません」

「経歴」

オリヴィエ・ジェルマントマ(フランス国営文化放送プロデューサー、作家)

「参考書籍」

日本待望論―愛するゆえに憂えるフランス人からの手紙・オリヴィエ・ジェルマントマ(著)

「関連書籍」

日本短詩言霊論―ジェルマントマ「日本待望論」に答えながら・来空(著)
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